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ゲームを「割ったわー」 Twitterで挑発したユーザー、メーカーに謝罪と誓約書
Twitterユーザーが、美少女ゲームを違法コピーしたとツイートしていた件で、メーカーは「当人の謝罪と誓約をもって終結」とてん末を報告した。
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美少女ゲームメーカーのクリアブルーコミュニケーションズは12月12日、Twitterで自社製品を「割った」(違法コピーした)などとツイートしていたユーザーについて、福島県警察本部サイバー犯罪対策室の捜査を経て、同ユーザーと保護者との面談を行い、謝罪を受けたと発表した。
本件は今年3月、同社製品「ハピメア」について、Twitterで「割ったわー 近々ほうそうするかー!」とツイートしていたユーザーを、同社の石川社長が見つけ苦言を呈したところ、「割ったとツイッターに書きましたが それが何を意味するかあなたはわかってるんですか?w」「放送するかーともつぶやきましたが実際動画をあげたり放送をしてもいません 違いますか?w」と、同ユーザーが応答。このほかにも挑発的な発言を繰り返し騒動となっていた。
同ユーザーは、ニコニコ生放送でのゲーム実況配信者でもあったが、しばらくしてTwitterを含めて更新が止まり、5月末に石川社長が「ある外的要因により行われなくなった」と報告していた。
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今回の発表によると、福島県警が調べた結果、同ユーザーは違法ダウンロード等を行っていたことを認めて謝罪。以後、再び著作権を侵害した場合は、刑事・民事で提訴をされても非は免れないとし、保護者と連帯して責任を負うとする誓約書を提出したという。同社は、「コンピュータソフトウェア倫理機構とも協議したところ、当該人による謝罪と誓約をもって本件については終結とする」としている。
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