ヒゲでツインテールでニーソでネコ耳の外国人男性がTwitterやってる Ladybeardさん、じわじわ人気上昇中
「猫耳メイド服が見たいです!」「わかりマシタ!」と気さくにフォロワーとやり取りしているこの方は一体……。
「猫耳メイド服が見たいです!」「わかりマシタ!」――最近、Twitterでこんなやりとりが行われた結果、以下のような写真が投稿されていました。
……確かに猫耳&メイド服で、さらにはツインテールと三拍子そろっているのですが、それをキメているのはプロレスラーみたいな外国人男性です。あごひげもフサフサ。一体何が起こってるんでしょうか。
こちらの投稿主は「@Ladybeard_Japan」さん。先月末から日本語でのツイートを始め、上記のほかにも数々の女装写真を投稿するなどして、近頃急速に注目を集めています。マジで一体何者なの? ということで本人に職業・経歴などを聞いてみました。
Ladybeardさんの現職はパフォーマー。これまでにプロレス、ヘビメタ歌手、俳優、スタントマン、声優などさまざまな活動を国境を越えて行ってきました。女装デビューは14歳の時で、妹や友人の妹から制服を借りてパーティーに着て行ったところ、周りが大笑いしてハッピーな気持ちになったそうです。
やがて、香港滞在時に本格的な女装活動を始め、ジワジワと人気を獲得。そこからヘビメタ界、プロレス界へと進出。ミュージシャンとしての海外ツアーも活発で、日本には2011年に初来日。当時のツアー規模は小さかったそうですが、非常に良い経験ができたらしく、日本を活動拠点にすることを決断。そして、昨秋に再来日し、現在は日本語を勉強しつつもろもろ挑戦中だそうです。
香港では5年ほど、英語吹き替えを仕事にしていて、「ちびまる子ちゃん」「機動戦士ガンダムAGE」「スラムダンク」「デジモン」「グレンラガン」「黒執事」などに出演。お気に入りの出演作は「バッカーノ!」だとか。ってすげえええ!
アニメがもともと大好きで、仕事として関わってからは、芸術的スタイルやストーリー性により感銘を受けたそうです。「日本は文化的、芸術的に豊かな国だから、イマココに居ることにとてもワクワクしている」と語るLadybeardさん。最後に「Sing... Dance... DESTROY!!!」とコメントしてくれました。
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