ニュース

「インターネットの殿堂 2014年」発表 日本からは「インターネットの資源管理」を早くから訴えた平原正樹氏

「インターネットの資源管理」への偉大な貢献。

advertisement

 インターネットの発展に多大な功績を残した個人を表彰する「The Internet Hall of Fame(インターネットの殿堂)」(2014年版)が、香港時間4月8日に発表された。今年の「殿堂入り」は24人。日本からは、WIDEプロジェクト創立時代のボードメンバー(取締役会の役員)の故・平原正樹氏が選ばれた。

 The Internet Hall of Fameは2012年から始まり、これまでに「インターネットの父」と言われるヴィントン・サーフ(Vinton Cerf)氏やロバート・カーン(Robert Kahn)氏らを「殿堂入り」として選出。日本人では、日本およびアジアのインターネット普及に貢献し、アジア太平洋インターネット協会の理事も務めた高橋徹氏が2012年に初めての「殿堂入り」を果たしている。


「インターネットの資源管理」の重要性を訴えた平原正樹氏

 今回受賞した平原氏は、インターネットに接続できる国がアジア太平洋地域で日本をはじめとする数カ国しかなかった時代に、「インターネットの資源管理」の重要性を訴え、「日本ネットワークインフォメーションセンター(JNIC/JPNIC)」および「APNIC(Asia-Pacific Network Information Centre)」の組織形成を行った。IPアドレスの割り当てやドメイン名の登録といったレジストリ業務の基礎作りをし、多大なる貢献が認められた。

advertisement

 平原氏は、2008年7月29日に他界。その活動は、今日まで繋がるインターネットの基盤となっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに……衝撃の経過報告に大反響 2024年に読まれた生き物記事トップ5
  2. ryuchellさん姉、母が亡くなったと報告 2024年春に病気発覚 「ママの向かった場所には世界一会いたかった人がいる」
  3. 【ハードオフ】2750円のジャンク品を持ち帰ったら…… まさかの展開に驚がく「これがジャンクの醍醐味のひとつ」
  4. 「どういうことなの!?」 ハードオフで13万円で売っていたまさかの“希少品”に反響「すげえ値段ついてるなあ」 
  5. 「脳がバグる」 ←昼間の夫婦の姿 夜の夫婦の姿→ あまりの激変ぶりと騙される姿に「三度見くらいした……」「まさか」
  6. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  7. 【今日の難読漢字】「手水」←何と読む?
  8. 知らない番号から電話→AIに応対させたら…… 通話相手も驚がくした最新技術に「ほんとこれ便利」「ちょっと可愛くて草」
  9. 「衝撃すぎ」 NHK紅白歌合戦に41年ぶり出演のグループ→歌唱シーンに若年層から驚きの声 「てっきり……」
  10. 「見間違いかと思った」 紅白歌合戦「ディズニー企画」で起きた“衝撃シーン”に騒然「笑った」「腹痛い」