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電子工作×天然美少女! モーニングの新連載「ハルロック」がネットでウケそうだから紹介する

面白かったので紹介してもいいか!?

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 4月10日に発売された「モーニング」2014年19号に掲載された新連載「ハルロック」が面白いです。同作は、天然な美少女大学生が電子工作の世界にのめり込むという、のほほんギャグ漫画。読み切りが好評だったため連載化したそうなんですが……なんだかネットユーザーにウケそうな予感がしたので、ご紹介します! ちなみにこの漫画、連載第1回ということでモーニングの公式アプリ「Dモーニング」で無料公開されています(記事執筆時点)。


なんかね……俺の中の何かが萌えた

 この作品の面白ポイントは、まず第一に電子工作がテーマということ。主人公の「はるちゃん」が高校で電子工作の世界に出会うところから物語は始まるのですが、「さあッ LEDに付ける抵抗の値を割り出そう」「抵抗の値はオームの法則で出せる 覚えているか?」なーんていう会話が出てきたりして、工作のワクワク感が伝わってきます。ほかにも、漫画の中では「arduinoとは…オープンソースなエレクトロニクス・プロトタイピングのためのプラットフォーム」といった専門的な解説が出てきたりして、なかなか調べこまれている感じ。

面白そうだろ!? 第二の産業革命って何だよ!!

 でも、あくまで作品の雰囲気はのんびりとしていて、小難しくありません。はるちゃんは太い眉毛と色素の薄い感じがとてもキュート。ほわぁ~んとしてる娘だな……と思ったら中年の先生をブラックユーモアでグサッと刺すなど、癒やしと毒のバランスが絶妙です。

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 こうした物語の雰囲気と、やさしい感じの絵柄がマッチしてるのも素敵です。おなじみの「萌え」とはちょっと違う、素朴な感じのかわいさがグッときます。

 高校の部活で電子工作の楽しさに目覚めたはるちゃんは、大学生になり、秋葉原でパーツを物色する電子工作ガールになっていました。で、そんな主人公の身の回りでこれから何が起こるのか……という、続きが気になる第1話となっています。

 同連載が今後どんな展開になるのかは分かりませんが、筆者的には、「一見無駄なことに見えても、周りの人に理解されなくても、一生懸命になることで楽しさや新しい発見があるんだ!」という爽やかなメッセージを感じ、とても好感を持ちました。コッテコテのギャグ漫画になるのか、ギャグあり青春ありの漫画になるのか……何にせよ続きが楽しみです!

 ちなみに、元になった読み切りは講談社のサイト「モアイ」で公開されています。こちらはかなりのギャグ風味で、専門的な話はあまりなく、新連載とは雰囲気がちょっと違います。連載化に当たって、物語の構成や制作体制を整えたり、取材したりしたのかもしれないですね。

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