ボーカロイドを学べるコース、日本の音楽系大学で初めて開講

　四国大学短期大学部（徳島県徳島市）が、日本の音楽系の大学で初めてボーカロイドを扱うコースを2015年度から開講する。

　コース名は「音楽制作コース」で、ボーカロイド系、音響・照明系の2つに分かれている。ボーカロイド系では、作詞・作曲やDTM（デスクトップミュージック）の基礎からボカロ作品の制作までを専門家の指導のもと学べる。カリキュラムにはMIDI演習、ボーカロイド演習、デジタル・レコーディング演習、セルフ・マネジメント、卒業制作などが含まれる。

　音楽科はもともと「クラシック音楽コース」「ポピュラー音楽コース」「音楽療法コース」の3つだったが、2015年度からは「音楽制作コース」「演奏コース」「ビジネス・音楽療法コース」に再編。現代のニーズや就職をテーマにしているという。