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ウェアラブル+本で没入感を 「SENSORY FICTION」は読書の未来?

センサーを使って、物語の展開に合わせて光や振動の演出を加えます。

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 ハイテクメガネ「Google Glass」やリストバンド型活動量計「Fitbit Flex」などウェアラブルデバイスの開発が進んでいますが、こうした技術は将来、読書にも活用されるかもしれません。

 マサチューセッツ工科大学(MIT)のMedia Labの研究者が開発した「SENSORY FICTION」は、ウェアラブル機器と本を連動させて、読書の没入感を高めるというもの。読者はセンサーやアクチュエータを組み込んだベストのような装置を身につけて本を読みます。するとSENSORY FICTIONがどのページを読んでいるのかを検知して、物語の雰囲気に合わせて光や振動による演出を加えます。

 プロトタイプではSF小説「The Girl Who Was Plugged In」を使用し、本の表紙に組み込んだLEDを光らせたり、振動したり、音を出したり、加熱装置で皮膚の温度を変えたり、エアバッグで圧迫感や開放感を感じさせたりといった演出をしています。

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