10分でできる、ふんわりクリーミーな「マシュマロトースト」は本格スイーツの味だった!: ねとめし
食パンにマシュマロを乗せるだけ――超シンプルなレシピなのにウマいと好評の「マシュマロトースト」に挑戦してみた!
いつの頃からかSNS上で話題の「マシュマロトースト」。すでにたくさんの画像が出回っている。中にはマシュマロを乗せすぎて「キノコが生えているような見た目」になったもの、焼きすぎてマシュマロが黒焦げになったもの……どれもこれもインパクトありすぎっ!
さて、このマシュマロトースト、見た目のとおり超簡単に作れるというが、味もなかなかのものらしい。これはやってみたい! そこでNAVERの人気まとめ「失敗作続出!話題の『マシュマロトースト』を美味しく作るコツ」を参考に作ってみた。
まずは食パンだけを焼いておく
用意する食材は、食パン、マシュマロ……えー、以上! 「それだけ!?」と驚いてしまう読者も多いだろうが、本当にこれだけでOKだ。作り方も簡単すぎるというか、「作る」と表現することにすら戸惑うほど、ラクに完成してしまう。
ちなみに、写真の食パンは近所のスーパーで購入した6枚71円(税別)という、超お買い得品だ。マシュマロは近所の輸入食品チェーン店で、140円程度で購入。材料費もほとんどかからず、お財布にもやさしいということが伝わっただろうか。
さて、超プチプライスで作れるマシュマロトーストは、仕込みとして表面がこんがりするまで食パンを焼く。最初から食パンとマシュマロを一緒に焼くと、NAVERまとめやTwitter上に出ている「失敗作」のように黒焦げになってしまうため、まずは食パン単体で焼くことがポイントなのだ。
表面に焼け目がついたところでパンを取り出し、マシュマロをひとつずつ丁寧に乗せていく。外国製のわりと大きめなマシュマロは、2段×4個の計8個でパン表面を覆い隠すこととなった。俯瞰(ふかん)しても横からでも、どう見ても謎めいたビジュアルのパン……。こんなの食べたことないわ。
マシュマロを乗せた後は監視必須
「一体どうなるのかね……」「焦げませんように……」などと考えを巡らせながら、マシュマロを乗せた食パンを再びオーブンレンジの中へ入れ、トースター機能で加熱。我が子を送り出す母親のような気持ちで、「行ってらっしゃい」と言いながら扉を閉める。ここで、さっさとその場を立ち去ってはいけない。静かに見守ってやる必要があるのだ。
ネット上にあふれていたマシュマロトースト関連情報を読みあさった結果、マシュマロはとにかく焦げやすく、目視しながら完成タイミングを見計らうべきだと知った。そのため、オーブンレンジの窓に顔を近づけて、ただひたすらじっとその姿を見つめる。すると次第にマシュマロが膨張しはじめ、表面が少しだけ溶けてきた。
そうこうしているうちに、表面が薄茶色に変わり始めた。2~3分経過した頃だろうか。十分に焼けているだろうと思い、取り出して触れたマシュマロの表面はやや固く、美しく焦げていることが分かる。
マシュマロが織りなすふわとろ食感に舌鼓(つづみ)
元の状態から1.3倍ほど膨らんだマシュマロは、今にも食パンからはみ出してしまいそうだ。ボリュームのあるビジュアルは絵になるだけではなく、程よい焦げ感が食欲をそそる。砂糖が焦げたような甘い香りも、よい意味で鼻を刺激する。
パンをちぎってみると、マシュマロの断面が見える。誰かがネット上で「溶けたマシュマロがクリームのよう」とコメントしていたが、確かにとろ~りとした質感が生クリームのように感じられなくもない。
まさに、ふんわり・とろり・アツアツという3つの強みがそろう絶品スイーツだ。とても1枚10円弱の食パンを使っているとは思えない。マシュマロマジックに感動すること間違いなし。
外は「カリッ」まではいかないまでも硬めで、中はふんわりとしてクリーミー。この食感ギャップこそマシュマロトーストが持つ魅力のひとつだろう。
ネット上にはさらにジャムやチョコなどを組み合わせたレシピもあったが、今回は自宅にあったハチミツをかけてみた。するとおいしく感じはするものの、ただでさえ甘いマシュマロトーストに何かをトッピングすると、強烈な甘さになることが分かった。
個人的におすすめなのは、マシュマロトーストをそのままいただくこと。レシピによっては食パンにバターを塗ってからマシュマロを置く、と指示しているものもある。少し塩辛い風味が加わり、バランスがよくなるのかもしれない。
それにしても簡単すぎるマシュマロトースト、朝食時はもちろんスイーツタイムにぜひ一度作ってみてはいかがだろうか。
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