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ヘッドトラッキング機能が付いたぞー! 自作「Oculus Rift」風VRヘッドセットが進化

でもお高いんでしょう?……え、約9000円!?

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 ニコニコ技術部が「Oculus Rift」に近いVR(バーチャルリアリティ)ヘッドセットを自作してみた動画が先ごろ話題になりました。「でも、ヘッドトラッキング機能があってこそのOculusだよなー」と思っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

 開発者のケミカルデータさんも「トラッキング機能をつけて、頭の動きに合わせて映像と同期させることが目標」と明言していましたが……ついに実装されましたよ、ヘッドトラッキング!

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 新たに投稿された動画「OculusRiftを自作してみた2」では、前回の自作Oculus Riftにヘッドトラッキング機能を付け、頭の傾きを感知してカメラの視点を自然に追従させることに成功しています。でも機能を追加したらお高くなってしまうんでしょう? と思いきや、今回使ったモジュールの費用は約2000円。全体の材料費は約9000円に抑えられています。

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モジュールを本体に取り付けて……

うおおおおおお! トラッキングできた!

 環境を構築し、Oculus Rift用のゲーム制作でよく使われているUnityで動かしてみると……おおっ! 周囲をぐるぐると見渡すことができます! キーボード操作と合わせて移動も可能だというから驚きです。前回に比べて没入感が大幅アップしていると考えていいでしょう。す、すごい。


より本物らしく!

 ちなみにこのヘッドセットは眼鏡をかけている人でも使うことができるのだとか。本物のOculus Riftは眼鏡をかけた状態で装着するのがわりと難しいので、眼鏡の人はあらかじめ眼鏡とレンズがぶつからないように本体横のネジを回して、レンズとの距離を調整する必要がありました。Oculus Riftの「DK1(開発者キット1)」を装着した際につけまつげがつぶれた経験がある筆者(女)にとってはこういった機能もうれしい。

 前回の目標であるヘッドトラッキングの実装を見事に達成し、より本物に近づいた自作Oculus Rift。有言実行とはまさにこのことでしょう。次は「Webカメラを2台付けてAR(拡張現実)とかやってみたいです」とのことなので、こちらも期待したいですね。

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