SHIBUYA‐AXの解体作業が開始 音楽ファンが思い出や解体の様子をツイート
キャパ1700人のライブハウス。バンドや音楽アーティストが飛躍していく姿がいつもありました。
5月で営業終了となった東京都渋谷区のライブハウス「SHIBUYA‐AX」の解体作業が始まり、Twitterに多くの人が思い出を寄せている。ツイートはTogetterにもまとめられ、建物の壁に作業用の足場が組まれている写真も見られる。
SHIBUYA‐AXは2000年12月に日本テレビと電通が共同でオープンした、スタンディングで約1700人ほど入る大型ライブハウス。ASIAN KUNG-FU GENERATIONやサカナクション、ONE OK ROCKといったロックバンドや、Perfume、ももいろクローバーZ、きゃりーぱみゅぱみゅなど、後に日本武道館ライブを果たすような人気アーティストも出演してきた。
施設の敷地はもともと、日本スポーツ振興センター(JSC)が管理する代々木競技場の駐車場。建築基準法の規制で興行施設が建てられなかったため、SHIBUYA‐AXは規制の対象外となる「仮設物」として建てられ存続してきた。仮設で10年以上も営業を続けることやスポーツ振興と関わりがないことなどが問題視され、5月31日に閉館となった。
Twitterには、周囲が足場や幕で囲まれたSHIBUYA‐AXの写真が投稿されている。「全国で1番お世話になったハコ。今までありがとう。お疲れ様でした☆」「取り壊し画像を目にして本当に泣けた(略)たくさんの その日しか無い最後とその日から消えない始まりをくれた場所」など、感謝やさみしさをつづったツイートも確認できる。
13年半の営業で公演は3271回、来場した観客は約440万人。こけら落としはDragon Ash、最終日はthe pirrowsと9mm Parabellum Bullet、WHITE ASHが出演した。敷地は施設が取り壊された後、代々木競技場の駐車場に戻る。
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