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1日で1000人がうどんを踏んだ! 今一番気になるイベント「テクノうどん」に行ってきた

踏めば分かるさ。

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 「テクノに合わせて踊るかわりにうどんを踏んでみたらどうだろう?」という発想から生まれた不思議系クラブイベント「テクノうどん」。第4回目を迎え、毎回来場者が増えているというイベントですが、なんと今回の来場者数は約1000人超!

 7月6日、東京・青山CAYにて午前と午後の2回に分け開催された今回。この記事では午後の部の盛り上がりをリポートします!!!!

おそるおそる会場内に入る

 会場に到着しました。午後6時30分です。

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会場入り口の看板

 さっそくジップロックに入れられた「うどん玉」を受付でもらい会場内へ。

 明日は月曜だし午後5時から開いてたしなんだかんだ落ち着いているのでは……と思いきや!

 超満員でした!

 話題の大きさがうかがえます。そしてみなさんがカメラを向ける先には――

!!

 なぜか「おむつ」を着用しているDJが登壇中。

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 「K∞ * N∈∈(くーあなるにー)」さんというパフォーマンスDJで、「京都から深夜バスできてんねん!」「次、BPM258でお仕事がんばる曲をかけます!」と独特のパフォーマンスで会場を盛り上げていました。

 もちろん、お客さんは写真を撮り、リズムに乗りながらもうどんを踏んでいます。

中には友達の分まで頼まれてしまい、3つ踏むことになった大忙しな人も

「うどんがこねあがったぞ!」……ゆ、ゆでるのはどうするの?

 音楽にのってしっかり踏んだ後は、うどんを「うどん受付口」までもっていきます。

受付にて配られた「テクノうどんの楽しみ方」
うどん受付と調理場。10数人のスタッフが麺をカット~茹でるまで調理してくれます
番号札を持って待ちましょう

 しばらくすると受付のステキなお姉さんが「うどん番号札、10番の方~~!」とコールしてくれます。

 呼ばれたらうどんはゆで上がっているので、あとはスープやトッピングを加えて完成です(大変おいしかったです)。

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「テクノは全然知らないんです!でもうどんがあったので来ました」

午前には藤崎ルキノさん、午後は真鍋大度さん出演

 大盛り上がりの会場、どうしてこんなに人気なのでしょうか?

 みんな豪華出演者目当てなの?

 来場者に「今日はなぜ来ようと思ったんですか?」と聞いてみたところ、「ネットで見かけて“テクノうどん”という響きがヤバイと思って来ました!」「普段はテクノも聞かないしクラブも行かないけど楽しそうで、実際楽しかったです!」「ただただうどんを踏みたくて、前回から気になってました」と、出演者を目当てにした方より、「とにかく面白そうだから来た!!」という方が大半でした。

 「クラブイベントは怖かったけど、テクノうどんなら気軽に来れた」という方も。うどんは文化の壁を超えます。

「うどんだから白い服?」という質問に「関係ありません!」と答えた仲良し3人
「ずっと気になっていてやっとこれました!」とうどんを待つ2人

 DJで出演した真鍋大度さん、主催者とは昔からの知人で出演を決めたそう。「自分で参加しても楽しそうだなと思えた事も大きい」と話してくれた。

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「テクノうどんTシャツ」に「うどん飴」…テクノうどんはどこへ行く

 「テクノに合わせてうどんを踏む」というコンセプトのテクノうどん。実は「風営法のダンス規制」に対し「ダンスではなく“うどんを踏む”なら摘発されないのでは」という抵抗も含まれていたことも話題を呼ぶきっかけになりました(沖縄のバンド「おそるべき」が発案)。

 約30人の規模からはじめ、今回は規模を拡大・グッズ販売も行ったテクノうどん、今後はどうなっていくのでしょうか。

 イベント主催者で、アートスペース「浅草橋天才算数塾」主宰でもあるセクシーキラーさんに今後のテクノうどんについて聞きました(テクノうどん誕生のきっかけなどはこちらの記事で)。

Q 今回の盛り上がりを見て「このイベントはどこまでいくのか?」と気になったのですが、野望があればおしえてください。

A リッチー・ホウティンというテクノDJが運営しているイビサ島のクラブのように、日本の島々……例えば瀬戸内国際芸術祭のような場所で開催できたら面白いと思っています。1000人以上いっせいに、合唱のように踏むうどんを生で体験して、一体感が生まれる……ということを一度見てみたいです。それこそ企画でしかできない醍醐味ですし、欲求です。

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Q 島でうどんを! 面白そうです。

A 他にも、セブンイレブンなどで売っているうどんの包装を工夫して、本当にテクノが流れるような商品を作ってみたいなど…そういうことができたら最高ですね。

Q 次回開催は予定していますか?

A まだ開催日は未定ですが、来年度もやろうと思っています。

 テクノうどんTシャツや、良く見ると原材料が怖くて食べられない会場限定「うどん飴」も販売されていました。

 まだまだ加速するテクノうどん人気。日本を代表するイベントになる日も間近かも?

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