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セキュリティ企業「ラック」、新作アニメ「残響のテロル」のテクニカル監修へ
細部まで見逃せない。
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7月11日より、新作アニメ「残響のテロル」がフジテレビでスタートする(ほか各局でも放送予定)。「2人の少年が東京に大規模な爆弾テロを起こす」というストーリーだが、実はこのアニメ、情報セキュリティ対策サービスを提供する「ラック」がテクニカル監修とのことで話題になっている。
ラックは「少年らが爆弾テロを起こすために下調べを行う際のハッキング場面」に協力。テクニカル監修として、サイバー攻撃などの画面の作りこみを行った。協力したのは、ラックのナショナルセキュリティ研究所の所長 伊東寛氏とセキュリティエンジニア 扇沢健也氏の2人。扇沢氏は「有給を取得してでもこのプロジェクトにかかわりたい」と熱い思いを社内にぶつけたという。
「今、私たちの生活のバックボーンには、ほとんどITがかかわっている。その中で、私たちラックはセキュリティ分野が専門。その専門性を生かして、リアルなものを作りたいと思った」と、ラック広報部 飯村正彦氏は今回協力に至った背景を述べる。
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ラックは以前にも、天才ハッカーが主人公の連続テレビドラマ「BLOODY MONDAY(ブラッディ・マンデイ)」にも協力しており、このような取り組みに非常に前向きな姿勢を示している。
初回放送は7月11日午前1時10分(7月10日25時10分)、第2話からは毎週金曜日午前0時50分(木曜日24時50分)放送。セキュリティのプロたちが魂を込めた細部の映像まで、目が離せない。
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