優勝賞金500万円の麻雀選手権、北海道の一般人がプロに勝ち優勝 「賞金は帰りの飛行機代にします」
決勝卓には麻雀プロ1人・一般人3人が集結。
賞金総額1000万円、優勝賞金500万円――麻雀大会としては破格の賞金が用意された「第2回全国麻雀選手権」。予選はオンライン麻雀ソフト「Maru-Jan」で行われ、参戦したのは3万7481人。その頂点を競う決勝戦が8月3日に行われ、ニコニコ生放送でも中継されました。
決勝戦の出場者は、プロが1人に一般人が3人。RMU所属の伊井克史プロ、千葉県の池田勝博さん、北海道の斉藤將也さん、青森県の村畑茂さん。村畑さんはなんと19歳の若さ!
優勝賞金は500万円、2位は200万円、3位は100万円、4位は50万円。今回の麻雀選手権は条件が厳しかったため、この席につくまでにかなりの運が必要。しかし、決勝の様子は、「運だけではなく実力もある」ことを存分に示すものでした。
決勝戦は合計4回戦。序盤から高打点が行きかい、高度な押し引きが見られる展開です。卓のほとんどが一般人ではあるものの、解説の土田浩翔プロ・多井隆晴プロも「プロ顔負け」「セオリーを分かった上であえて自分の麻雀を魅せている」「刺激的!」と絶賛。最終局は「全員に優勝のチャンスがある」という条件で行われました。
最終局が始まって8分。3回戦終了時点で4位だった斉藤さんが、なんと大三元(役満)をツモって優勝をほぼ決定。続く東二局で伊井プロがアガり、大波乱の最終局が終了しました。
結果は、優勝・斉藤さん、準優勝・伊井プロ、3位・村畑さん、4位・池田さん。500万円を手にした斉藤さんは「苫小牧のお店(雀荘)で鍛えてもらった」と照れ笑い。賞金の使い道はというと……「全然考えてなかった。ひとまず、帰りの飛行機をちょっといい席にします!」
主催の株式会社シグナルトーク代表取締役・栢孝文さんは、「おせじ抜きで今日の試合は相当面白かった! 友達や仕事仲間に『こんな面白い対局があるよ』と伝えていただければ。第3回もやるしかないです!」と断言。来年、500万円を手にするのは、もしかしたらあなたかもしれません!
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