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理研・笹井副センター長が死亡 「かけがえのない科学者を失った」と野依理事長がコメント発表

遺書のようなものが見つかっていることから、笹井副センター長は自殺とみられています。

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 「STAP細胞」問題の渦中にいた理化学研究所 発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長が8月5日、死亡した。理研は公式サイトで、野依良治理事長のコメントを発表。「世界の科学界にとって かけがえのない科学者を失ったことは 痛惜の念に堪えません」と述べている。

 笹井副センター長は5日午前9時頃、神戸市にある先端医療センターの研究棟で首をつっているのが見つかり、その後死亡が確認された。現場に3通の遺書のようなものが残されていた。現時点で遺書の内容は把握しておらず、公表するかどうかは未定だと理研は会見で説明した。

 野依理事長のコメント全文は以下の通り。

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 「この度 笹井芳樹 発生・再生科学総合研究センター副センター長の訃報に接し 驚愕しております 衷心よりお悔みを申し上げます

 世界の科学界にとって かけがえのない科学者を失ったことは痛惜の念に堪えません

 長年にわたる先導的ご研究に敬意を表し 謹んで哀悼の念をこめ ご冥福を心からお祈り申し上げます」

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