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約束に反して“顔出し”放送 静岡放送の報道番組がBPO審理入り
放送局側は約束があったことを認めている。
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放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は9月17日、取材相手との約束に反して個人名と顔の映像を放送したとして訴えていた静岡放送(SBS)の報道番組について審理入りを決定した。
対象となった番組は、6月11日に放送した「イブアイしずおか・ニュース」。静岡県熱海市で民間業者が進める「散骨場」建設計画について取材し、社長の映像を使用して放送した。熱海記者会との間で「顔出し放送」はしない条件で取材を受けたとして抗議し、人権侵害・肖像権侵害を訴え申立書を委員会に提出していた。
SBS側は「顔と個人名の露出は避ける」という約束があったことを認めたうえで、「故意によるものではなく、担当者の不注意・失念によるもの。業者社長にはお詫びの申し上げようもありません」と述べているという。
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