とある逮捕された男のニュース記事の最後にとんでもない一文が書いてあって事件よりそっちが気になる

　近年問題となっている動画の違法アップロードで、また1人逮捕者が生まれてしまいました。最近ではあまり珍しくないニュースですが、この逮捕者のプロフィールが衝撃的すぎるとネット上を騒がせています。

　話題になっているのは、nikkansports.comの「テレビドラマをFC2動画に無断投稿し逮捕」という記事（配信元は共同通信）。タイトルだけ見るとなんでもない記事なのですが……。

　逮捕されたのは動画サイトにテレビドラマなど約2000本を違法アップロードし、1000万円以上の収入を得たという静岡県の無職の男性。一体どんな太い野郎だ、と配信されたニュース記事を読み進めると、最後の1文は「男は2008年に記憶喪失と診断され、氏名、年齢は不詳。」というとんでもない事実を明らかにして締めくくられています。ネット上では「よくある事件と思わせて、ラストの1行で全てを吹き飛ばす程の急展開！」「事件よりそっちが気になるわw」と事件とは別のベクトルで大きな話題に。

　記事によると男性は2008年に意識不明の状態で発見され、自分に関する記憶を全て失ってしまう「全生活史健忘」と診断されたとのこと。現在は「鈴木太郎」「昭和53年3月14日生まれ」という仮の氏名と生年月日で生活保護を受給しており、「生活費を稼ぎたかった」と容疑を認めているそうです。

（たろちん）