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台風18号の警戒期間は? 日本気象協会発表 

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 日本気象協会は台風18号の情報を発表。今回の台風は進路や勢力が昨年、伊豆大島に記録的大雨をもたらした台風26号に匹敵の恐れ。各地の大雨や暴風の警戒期間をまとめました。

各地の大雨や暴風の警戒期間は

日本に接近・上陸の恐れ

 台風18号は3日(金)12時現在、中心気圧935hPa、「大型」で「非常に強い勢力」で、日本の南の海上を北西に進んでいます。台風はこのあとも北上を続け、5日(日)頃には沖縄・奄美付近に達し、その後進路を東よりに変えて、7日(火)頃にかけて日本列島に沿うように進む見込みです。

 沖縄付近の海面水温が平年に比べて高く、台風が「非常に強い」勢力のまま日本付近に接近・上陸する恐れがあります。

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広く大荒れの恐れ

 上の図をご覧下さい。各地の大雨や暴風に警戒が必要な期間です。

 本州付近には秋雨前線が延び、台風周辺を回る暖かく湿った空気が流れ込むため、台風が接近する前から、雨量が多くなる恐れがあります。台風が近づくと、雨に加えて、風も強まって、大荒れの天気となる恐れがあり、警戒が必要です。九州から北海道にかけては大荒れの期間が6日(月)から7日(火)にかけてと平日にあたるため、通勤や通学の足に影響がでる可能性があります。

 なお、大雨や暴風がピークを迎えた頃になると、避難をすることすら危険になるため、天気が大荒れになる前に早めに避難を済ませておく必要があります。そのためにも、大雨注意報・警報や土砂災害警戒情報などの気象情報や、

自治体からの避難勧告、避難指示等の情報に十分ご注意いただき、早め早めの行動を心がけるようお願いします。

 沿岸部では高波が予想されており、こちらも台風が近づく前から危険な波の高さになる恐れがあります。波浪の注意報・警報に注意し、波が高いときは海岸付近には近づかないようにしてください。

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昨年、伊豆大島に記録的大雨をもたらした台風26号に匹敵する可能性も

 今回の台風18号は昨年の10月15日から16日に伊豆大島に記録的大雨をもたらした台風26号に匹敵する台風になる可能性があります。昨年の台風26号は、10月16日に「大型」で「強い」勢力で関東地方に接近し、伊豆大島や千葉県など関東地方を中心に、大雨や暴風の大荒れの天気をもたらしました。

 特に、伊豆大島では記録的な大雨となり、土砂災害によって多くの方が犠牲となりました。関東地方でも、房総半島を中心に総雨量300mm以上の大雨となり、また最大瞬間風速は30m/sを超えて、“立っていられないほど”の暴風となりました。

 今回の台風18号も、この台風と似たような進路を取る可能性があります。中心気圧や「大型で強い」勢力などの発達度合いも、台風26号に匹敵する恐れがあります。

 進路によっては、台風26号のときよりも広い範囲で災害が発生する程の大荒れの天気となる可能性もありますので、全国的に来週前半にかけて大雨や暴風等による災害の発生に厳重な警戒が必要です。

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