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精巣がんを克服したサッカー選手を敵サポーターが試合中に祝福 背番号「18」に合わせて前半18分に
素晴らしいサプライズ。
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精巣がんを患ったことを告白し、化学治療中だったニューカッスルのサッカー選手ホナス・グティエレス。先日、がんを克服し年内にはトレーニングに復帰できることが発表されると、9日のWBA対ニューカッスルの試合でこんな心温まるシーンが見られました。
WBAのホームで行われた試合の前半18分、場内のオーロラビジョンに突然「UnitedwithJonas(ニューカッスルはホナスとともに)」というメッセージとグティエレス選手の写真が表示されると、立ち上がって大きな拍手を送るWBAのサポーターたち。自分たちのホームでの試合中にもかかわらず、敵チームの所属選手であるグティエレス選手ががんに打ち克ったことを盛大に祝い始めたのです。この18分という時間もグティエレス選手の背番号が「18」であることに合わせたものだそう。
グティエレス選手の快復を祝うサプライズを用意
うれしい演出にニューカッスルのファンたちもグティエレス選手のチャントで応えました
会場では他にも「よくやったホナス!」といったメッセージフラッグが掲げられ、「大きなニュースがある、ホナスが帰ってくるぞ!」というメッセージボードを持ったマスコットが会場を走り回って、大々的にグティエレス選手の快復を祝福。メッセージにはグティエレス選手がゴールパフォーマンスに使って代名詞になっているスパイダーマンのマスクのイラストも添えられています。敵味方の区別なく1人のサッカー選手をリスペクトしたWBAの行動に、サッカーファン全体から「素晴らしい」と賞賛する声があがっています。
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(たろちん)
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