ニュース

重松清のベストセラー小説「流星ワゴン」がTBS日曜劇場でドラマ化 親子役は西島秀俊&香川照之

絶望の淵にいた会社員の目の前に現れたのは、同じ年だったころの父親。

advertisement

 直木賞作家・重松清さんのベストセラー小説「流星ワゴン」が、TBSの日曜劇場シリーズでドラマ化されることが決定した。2015年1月にスタートし、放送時間は日曜午後9時~9時54分となる(初回は拡大版)。出演は西島秀俊さん、香川照之さん、井川遥さん、吉岡秀隆さん、倍賞美津子さんなど。

左から出演者の井川遥さん、西島秀俊さん、香川照之さん、吉岡秀隆さん

 原作の「流星ワゴン」は、「ナイフ」で第14回坪田譲治文学賞(1999年)、「エイジ」で第12回山本周五郎賞(1999年)、「ビタミンF」で第124回直木賞(2001年)を受賞した重松さんによる、2002年に刊行された長編小説。同年の月刊誌「本の雑誌」年間ベスト10の第1位に選ばれた、累計発行部数も100万部を突破した人気小説だ。

 ストーリーは、絶望の淵に追い込まれていた主人公が、過去をめぐる旅で自分と同じ年だったころの父と出会い、あらゆることに気づいていく人生の再生と家族愛の物語。

advertisement

 主人公・永田一雄(西島秀俊)は会社ではリストラにあい、妻の美代子(井川遥)からは離婚を切り出され、息子の家庭内暴力に悩むなど悲惨な状況にいた。そんなとき突如目の前に現れた奇妙なワゴンカー。乗り込んだ一雄は過去の大切な場所をめぐりながら、妻と息子とうまくいかなかったきっかけを知る。やがて、忌み嫌っていた父親・忠雄(香川照之)の同い歳だったころと遭遇。親子でも友人でもなく「朋輩」として父と行動をともにしていくうちに、気付かなかった多くのことが見え始め――。

 西島さんはドラマに対し、「常に高みを目指す最高のスタッフと、全身全霊を込めて撮影をしている毎日です。21世紀の日本が舞台の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』はどんな物語になるのか。来年1月の放送を、是非ご期待頂ければと思います」とコメントを寄せている。

 このほか出演者のコメントやキャスト・スタッフの詳細は公式サイトで公開中

黒木貴啓

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  6. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  7. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  8. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  9. “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  10. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に