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政党名が問題視された「支持政党なし」、獲得議席ゼロも得票10万超 「これは騙される」「悪質な引っかけ」

これは巧妙な罠……。

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 ミスリードを誘う政党名が問題視されていた「支持政党なし(略称・支持なし)」が、比例代表・北海道ブロックで約10万票超を獲得していたことが分かりました。発表によると「支持政党なし」の得票数は10万4854票で、獲得議席こそゼロでしたが、社民党の5万3604票、次世代の党の3万8342票などを大きく上回りました。

 一見政党名には見えませんが、これでもれっきとした政党名。投票用紙にもそのまま「支持政党なし」と書かれるため、ネットなどでは「政党名だと思わずに『支持政党なし』と書いてしまう人が出るのでは」「これは騙される」「悪質な引っかけ」などと問題視されていました。また当初は略称「なし」でも票が入ってしまうのではと言われていましたが、正式な略称は「支持なし」に落ち着いたようです。

 「支持政党なし」は元「安楽死党」代表・佐野秀光氏を代表とする政党。“支持政党がない人に向けた党”として、サイトでは「この選択肢が欲しくありませんか」「本当の声を選挙に反映でき、白票・無効票をムダにしない」「支持政党なし、該当なしの意思表示が数字で表れます」などとアピールしていました。

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この選択肢が欲しくありませんか?
注意をうながすまとめなども作られていました(NAVERまとめ:【注意】比例代表で「支持なし投票」は注意!謎団体「支持政党なし」に票を入れてしまう!?

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