ニュース

「1月5日午前2時47分に地球が無重力になる」デマ広まる

元ネタは1970年代のエイプリルフールジョークでした。

advertisement

 1月5日午前2時47分に地球が無重力になる――こんなデマがネットに広がりました。

 元になったのは海外のニュースサイトで、NASA(米航空宇宙局)が「惑星直列により重力が変動し、短い間無重力を感じられる」とTwitterに投稿したとする画像を掲載。さらに天文学者のパトリック・ムーア氏の、木星・冥王星重力効果のために地球が実質無重力になるというコメントを掲載しています。


NASAのツイートが掲載されているが、実際にはこのような投稿はない

 しかしNASAのTwitterアカウントには実際にはこのような投稿はありません。さらにパトリック・ムーア氏のコメントは、同氏が1976年にエイプリルフールのジョークとして英国のラジオで語ったもの。このとき同氏はリスナーに、ジャンプして無重力を体験してほしいと呼びかけ、ラジオ局には「重力が減ったのを感じた」という電話が多数あったそうです。

advertisement

 デマと気づいた人もいましたが、午前2時47分にジャンプしてみたという人も見られ、信じていた人も少なからずいたようです。


Yahoo!のリアルタイム検索。午前2時過ぎに「無重力」の投稿が急増している

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  2. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  3. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  4. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  5. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  6. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  7. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  8. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  9. 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
  10. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!