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犯罪係数高い人逃げて! 「サイコパス」シビュラシステムが新宿駅に出現したので強制執行覚悟で体験してきた

現代の新宿、小さなお友達からお年寄りまでシビュラシステムに監視されています。

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 「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」が1月9日より公開されるのを記念し、東京メトロ丸ノ内線新宿駅のメトロプロムナードに1月11日(午前6時~午後11時)までの期間限定で「シビュラシステムゾーン」が登場。友人から「お前絶対色相濁ってるだろ」と言われたことがある筆者が強制執行覚悟で体験してきました。

 シビュラシステムとは、人間の心理状態や性格的傾向を「サイコパス」という値で数値化し管理するシステム。作中では犯罪係数と呼ばれるパラメータが上昇し、色相(心理状態を色として視覚化したもの)が濁ると、シビュラシステムの携帯型心理診断・鎮圧執行システム「ドミネーター」を携えた公安局の刑事によって強制執行されてしまいます。

 メトロプロムナードのシュビラシステムゾーンにはすでに多くの人だかりが。小さな子どもたちからお年寄りまで「サイコパスってなぁに?」「なんか数字出てきた!」とモニターに釘付けです。中には「俺もしかしたら潜在犯かもしれん」と同僚に告げるサラリーマンの姿も。ここは現代の新宿。面白い光景です。

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小さな子どもも「なんだこれー!」と歓声をあげていました。
この一帯だけなんだか物々しい雰囲気

 シュビラシステムゾーンはエリア内に60インチディスプレイ16台を設置しており、モニターの前に立つと骨格認識センサーや高解像度カメラを実装したMicrosoft Kinect V2が作動し、顔写真入りのプロファイルシートが表示されます。

 プロフィールシートを基にサイコパスを測定し、犯罪係数が100を超えると判定された場合、ドミネーターは執行モードになります。どれどれ、私も測定してもらおうか(震え声)。

モニター中央に立ってみます

 おそるおそるゾーンの中央に立つと……あれ、なかなか認識されない。モニター前を足早に素通りしていく人は数値がしっかり表示されたりしています。なるほど、動けばいいんだ! というわけで、なかなかサイコパスの測定が始まらない方は少し首を振ったり左右に移動してみると良いでしょう。

 ドキドキとワクワク、そして「私も潜在犯かもしれん」という不安が入り混じった複雑な心境で数値の上昇を見守ります。お、プロファイルシートが表示されたぞ……私のサイコパスは「58」。「犯罪係数アンダー(100以下)。執行対象ではありません。トリガーをロックします」。……めっちゃ色相クリーンだった(これで分かったことと言えば腐女子であるかどうかは犯罪係数とは関係がないということです。腐女子の皆さん安心して測定してください)。

やだ……私の犯罪係数低すぎ……!?

 強制執行覚悟だったので、なんだか逆に物足りなさを感じてしょんぼりしていたところ、私の横にいた方々が次々と執行対象に。「執行対象です。セーフティを解除します。落ち着いて照準を合わせ、対象を排除して下さい」との声が聞こえると同時に、狡噛慎也や常守朱、宜野座伸元などのキャラクターがランダムに現れ、ドミネーターを用いて次々と強制執行していきます。これは犯罪係数高い人がうらやましくなりますね!! 

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狡噛さんー! 私だー! 執行してくれー!
朱ちゃん! 私だー! 執行(ry
どのキャラクターに執行されるかお楽しみに
ドミネーターも登場

 メトロプロムナードでは大柱巻き広告も登場し、「サイコパス」ファンにはたまらない空間となっていました。

サイコパスる新宿!

 公安局刑事課に執行される覚悟のある方、むしろ執行してくれという方、シビュラシステムは体験する価値ありですよ! それ以外の皆さんはどうか心を健やかに保ち、ゾーンを通過してください。

高城歩

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