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本多忠勝愛用の名槍・蜻蛉切が11年ぶり展示 佐野美術館で2月15日まで

槍の穂先に蜻蛉が当たって真っ二つになったという伝説の名槍。

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 本多忠勝が愛用した名槍「蜻蛉切」が、静岡県三島市の佐野美術館で2月15日まで展示中です。1月9日から開催されている企画展「ひとの縁は、ものの縁 -初公開の矢部コレクション-」にて。

ひとの縁は、ものの縁 -初公開の矢部コレクション-

 戦場で槍を立てていたところ、蜻蛉が穂先に触れて真っ二つになった――という伝説から「蜻蛉切」と名付けられた名槍。徳川四天王の1人、本多平八郎忠勝が愛用していたことでも有名で、「天下三名槍」の1つにも数えられています。愛知県の岡崎城にはレプリカが展示されていますが、今回展示されるのは沼津出身の実業家・矢部利雄氏が所蔵していた本物。一般に公開されるのは11年ぶりとなります。

 企画展ではこのほか、矢部氏が一代で収集したという、日本刀、刀装具、漆工、金工、解が、陶芸など約100件のコレクションを展示。入館料は一般1000円、小中高500円。

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《大笹穂槍 銘 藤原正真作(号 蜻蛉切)》(部分)室町時代

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