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御嶽山、警戒レベルはそのままで警戒範囲を3キロに縮小
火山活動が沈静化していると判断。火山噴火予知連絡会拡大幹事会で決定した。
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火山噴火予知連絡会拡大幹事会が1月19日に開催され、御嶽山の火山活動についての検討等が行われた。それを受けて気象庁は9月27日と同程度もしくはそれを上回る噴火が発生する可能性が低くなったとして、警戒レベル3のまま、警戒範囲を4キロから3キロへ縮小する決定をした。
御嶽山は昨年10月中旬以降は噴火は観測されておらず、二酸化硫黄の噴出量も1日あたり100トンから300トンとやや少ない状態で経過。火山性微動も11月24日以降は観測されず、火山性地震も1日あたり数回から十数回とやや少ない状態で経過していることから今回の決定に至った。
ただし、火口列からの噴煙活動や地震活動は継続しているため、今後も小規模な噴火が発生する可能性があるとして警戒レベルの引き下げはしなかった。
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