ニュース
首都大学東京で約5万1000人分の個人情報流出か 学生の成績や教員の住所氏名など
約4カ月にもわたり外部からデータへアクセス可能な状態だった。
advertisement
首都大学東京は1月19日、大学側が管理していた約5万1000人分の個人情報が流出した可能性があると公表、謝罪した。学内のNAS(ネットワーク接続ストレージ)の設定ミスで昨年8月22日から今年1月5日まで外部からアクセス可能な状態にあり、データの多くにパスワードなどによるアクセス制限もかけていなかった。
閲覧可能だったのは、「英語クラス編成試験」に関する「氏名」や「TOEICスコア」が約1万5000人、「入学手続予定者」の「氏名」「住所」「電話番号」「生年月日」が約1万人のほか、教員(非常勤教員を含む)の氏名や住所やメールアドレス、学生の修得単位数といった個人情報など。教職課程履修者や教員免許状更新講習受講者の名簿もあった。
1月1日、学外からの指摘により、外部から閲覧できるようになっていることが分かり、1月5日に事態を把握。すぐに外部からアクセスできないようにした。現在まで情報が悪用されたとの報告や被害の発生は確認されていないという。大学側は理事長名義で今回の件について謝罪文を公式サイトに掲示している。
advertisement
関連記事
大正大学で全裸の非常勤講師男性現る 大学が謝罪
全裸の男性は退職願を提出し受理された。技術評論社のWebサイト、不正アクセスにより一時改ざん
アクセスすると外部のサイトに転送されるよう設定されていた。Gmailのアドレス+パスワード約500万件が海外掲示板に貼られる → Google側にはハッキングの痕跡なし 有効なものは2%以下
Googleからの流出ではないみたいです。ベネッセ、顧客情報流出について報告 おわびに500円分の金券
ベネッセが顧客情報流出の再発防止策やおわび対応などについて説明している。明大、同校公認サークルの集団昏倒写真に謝罪 「過度の飲酒から起きた出来事」
調査の結果が判明次第、当該サークルに厳正に対処するとしている。Twitterに無銭飲食をツイート、武蔵野大が学生を処分へ
当該学生は正式な処分が決まるまで自宅謹慎となる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.