「刀剣乱舞」のジャンルは「ゲーム（恋愛）」　コミケ準備会がコメント

　1月14日のサービス開始以来、注目度が急上昇しているブラウザゲーム「刀剣乱舞」。二次創作も尋常ではない勢いで盛り上がっていて、既にオンリーイベントの“全国開催”が決定しています（関連記事）。ところで、世界最大の同人イベント「コミックマーケット」では、一体どのジャンルになるのか。1月28日にコミケ準備会がTwitterで回答していました。

　コミケでは、膨大な作品を“ジャンルコード”で分類しており、それによって各サークルの出展日や出展位置を決めています。ちなみにジャンル調整は毎回行なっているため、貴重な「文化資料」（時々の流れがわかる！）にもなっています。近年では、「Leaf＆Key」（美少女ゲームの大メーカー。葉鍵と称され一時代を築いた）が「ギャルゲー」に統合されたり、「オンラインゲーム」から「艦これ」が独立したことなどが話題になりました。

　さて、それでは「刀剣乱舞」は何になるのか。現時点でのジャンルは「ゲーム（恋愛）」とのこと。他作品では「自主制作BL・乙女ゲー」「薄桜鬼」「うたプリ」「アイドルマスターSideM」などが同カテゴリです。

　準備会によると、「ゲーム（その他）？　オンラインゲーム？　いや、もしやゲーム（歴史）!?　と議論は尽きなかった」そうですが、サークル参加者の“居心地の良さ”を優先して決まったとのこと。ちなみに、「オンラインゲーム」にならなかった理由については、「過去の経緯から事実上MMORPGジャンルとなっており、ここに、今から艦これやとうらぶを入れてしまうと、わけわかめになってしまう」と説明しています。

　なお、C88（2015年夏）に限り、他のゲームジャンルで「刀剣乱舞」を申し込んでいても、準備会側で振替を行うためご安心を。