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マクドナルド、「異物混入の撲滅を目指す取り組み」を発表
第三者機関による抜き打ちチェックや従業員トレーニングなどを行う。
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日本マクドナルドは先ごろの異物混入騒動を受けて、「異物混入の撲滅を目指す取り組み」を発表した。
取り組みの一環として、1月25日から2月上旬の間に全店で集中的な清掃と機器メンテナンスを行っている。通常の清掃を超えて徹底的に清掃を実施するとしている。また2月から5月までの間に、専門知識をもつ第三者機関の検査員による全店の抜き打ちチェックを行う。2月5日からは従業員のトレーニングも開始する。
原料を製造するサプライヤーとも連携を深める。国内外のすべての工場に、衛生管理の体制を確認して品質管理基準の運用遵守を再度徹底するよう通達した。すべてのサプライヤーに、異物混入リスクの再評価と対応、監査体制強化の実施、サプライヤーサミットへの参加などの活動についても通達しているという。
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また異物混入など商品の品質に対する問い合わせ対応の向上のため、1月から始動している「お客様対応プロセス・タスクフォース」に外部の有識者2人が加わることも発表した。消費生活アドバイザー・蒲生恵美さんと社会学者・濱野智史さんが参加する。
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