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「“愛”って……すごく不気味だね」 早逝のマンガ家・三原順さんの展覧会「没後20年展 三原順復活祭」開催決定

場所といい、内容といい、コレはすごいことになりそうですよ。

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 明治大学米沢嘉博記念図書館と言えば、漫画評論の第一人者であり、コミックマーケット(コミケ)の父と言われた、故・米沢嘉博さんの蔵書や資料を集めた図書館として知られています。今回、この場所で、42歳で亡くなった少女マンガ家・三原順さんの没後20年を記念した展覧会「没後20年展 三原順復活祭」が、2月6日より開催されます。

はっとする……

 三原さんは、1975年から1981年に雑誌「花とゆめ」(白泉社)で連載された「はみだしっ子」シリーズで熱狂的なファンを集めた少女マンガ家として知られています。1995年3月に病気で亡くなった直後はそれほど大きく取り上げられなかったものの、マンガ情報誌で追悼特集が組まれたり、ネット上や同人誌などでファンが作品の良さを熱く語り続けた結果、作品の復刻などにつながっています。

 会場では貴重な原画をはじめ、書籍、付録、愛用品など三原さんにまつわるさまざまな資料が展示されます。約3カ月間の会期中は、3回にわたって展示替えを行う予定で「第1期:グレアムと『はみだしっ子』特集」「第2期:アンジーと初期短編特集」など、それぞれ異なる展示が行われます。さらに「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリさんが三原作品の魅力を語ったり、ファンが三原作品を語ったりといったイベントも。

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「三原順のトランプランド」箱用イラスト・原画(1979年)

 会期は2月6日~5月31日まで。展示スペースについては入場無料ですが、図書館内で行われるイベントに入場する場合は、会員登録料金(18歳以上 1日会員300円 ほか複数種別あり)が必要となります。

 そのほか、詳細はイベント公式ページを確認のこと。

(あまにょん)

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