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「妻の声だ!」 亡くなった妻の留守電を再現して久しぶりに声を聞いたおじいちゃんが涙

失われたメッセージを聞いて涙があふれます。

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 2003年に最愛の妻を亡くしたおじいちゃんにとって、唯一の心の支えとなっているのが、生前妻が留守番電話に残したメッセージ。おじいちゃんはこのメッセージを10年以上大切に保管し、落ち込んだときには必ずこの声を聞いて元気を出していました。ところが、電話会社がサービスをアップグレードした際に、突然このメッセージが削除されてしまったのです。

 当然、ひどくショックを受けたおじいちゃん。BBCラジオのニュースによってこの事実を知った電話会社は、10人体制のチームを作り音声データの復旧に取り掛かりました。その後、無事復旧されたデータを持ってBBCラジオのレポーターがおじいちゃんの家を訪れた際の動画がYouTubeで公開されています。

大切にしていたメッセージがなくなり落ち込むおじいちゃん

 最初は落ち込んだ様子のおじいちゃんでしたが、電話会社が復旧に動いたという話を聞くと「10人もの人が自分のために!?」と驚きの表情に。記者が再現された音声を流してみせると「妻の声だ!」と感嘆の声をあげます。もう2度と聞けないと思っていた大好きな声を聞いて笑顔を見せるおじいちゃん。メッセージを聞き終わるとこらえきれなくなったのか、「素晴らしい、素晴らしいよ……」とポロポロと涙を流し始めてしまいました。

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多くの人が復旧にあたったと聞いて驚くおじいちゃん
「妻の声だ」と笑顔に
感極まって涙があふれます

 どんなに時間が経っても変わらない愛情が感じられるこの動画に、世界中から「感動した」というコメントが多数寄せられました。おじいちゃんは復旧にあたってくれたエンジニアチームに深く感謝しており、ご馳走を用意してもてなすつもりだと語っています。

たろちん

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