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二次元キャラやコンテンツに対して使われる「尊い」ってどういう気持ち?ねっと用語知ったかぶり

「命の尊さ」とはまた違った使用法が急増中。

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 たまに見かけるネット用語を、勝手に知ったかぶりで解説する「ねっと用語知ったかぶり」。今回は「尊い」をご紹介します。一般的な「尊い」の意味とは近いようで違う「尊い」、いったいどういう感情を形容しているのでしょうか?

信仰心のような「尊い」

【尊い】

 読み方は「とうとい」。キャラクターや作品に対して「萌え」を通り越して信仰心に似た強い感情を抱いている状況を表すときに使われます。「尊い」という言葉はもともと「崇高で近寄りがたい、神聖、高貴」「きわめて価値が高い、非常に貴重」といった意味で一般的に使われている形容詞ですが、二次元コンテンツやオタク向けカルチャーに対して使われることが増えてきているのです。

 用例としては、キャラクター名や作品名と一緒に「○○尊い」と端的に表現されることがほとんどです。このような使い方は2012年にはすでに散見され、2013年で女性オタクを中心に広まり、2014年にはかなり一般的に用いられるようになりました。「尊い」のほかにも「尊み」「尊さ」なども同様に使われています。また、アイドルやジャニーズといった三次元の人物に対しても使われることがあります。

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 なお、一説ではネットジャーゴンとして初めて「尊い」が登場したのは、2007年のとある宗教系大学のmixiコミュの書き込みだと言われています。2011年にその表現を広めようとするスレが2ちゃんねるに立てられていますが、現在のような広がりをみせる段階まではいきませんでした。

【使い方例】

例1:「Go!プリンセスプリキュアの天ノ川きららさん尊い……」

例2:「兵長(※「進撃の巨人」)尊みある」

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