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JR東日本、旅するアートカフェ新幹線「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」を投入

移動する現代アートの美術館。

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 JR東日本は2016年春以降に、新幹線車両を改造した「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」を投入すると発表した。

 列車外観デザインについては写真家の蜷川実花氏により、列車自体をキャンバスに見立て「長岡の花火」を描き出す予定。インテリアは、車両ごとに各アーティストが制作することになっている。うち1両はカフェとキッズスペース空間とし、魚沼産コシヒカリの米粉を生かしたケーキやマドレーヌなどを製造する菓子工場「十日町すこやかファクトリー」(十日町市)と著名な菓子研究家が協力して製造したメニューを予定しているとのこと。キッズスペースもアーティストの監修による、アートに触れられる空間とする予定。

インテリア例

 車内には絵画や立体、写真、映像、テキスタイルなどの現代アートを中心とした作品が展示される予定。具体的な参加アーティストや作品内容などは決定次第明かされる。

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 在来線では「POKEMON with YOU トレイン」(2012年12月から大船渡線で運行開始)、「TOHOKU EMOTION」(2013年10月から八戸線で運行開始)、「SL銀河」(2014年4月から釜石線で運行開始)、「越乃Shu*Kura」(2014年5月から信越本線高田駅~飯山線十日町駅間等で運行開始)、そして新幹線車両では「とれいゆ」(2014年7月から山形新幹線福島~新庄駅間で運行開始)と、単なる移動手段ではなく列車に乗ること自体が旅行の目的となるような施策を行ってきた。

 現美新幹線は、E3系の車両を改造した6両編成(105座席)で、新潟エリア(越後湯沢~新潟間)を中心とした上越新幹線区間での運行を予定している。

こちらは「とれいゆ」

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