ニュース

週刊新潮の「18歳実名報道」に日本弁護士連合会が「極めて遺憾」声明

少年事件の実名報道は少年法で禁止されていますが……。

advertisement

 川崎市の上村遼太さん殺害事件をめぐり、雑誌「週刊新潮」が被疑者少年の実名と顔写真を掲載した件で、日本弁護士連合会は3月5日「極めて遺憾である」との会長声明を発表しました

 「週刊新潮」は3月5日発売の最新号で、被疑者少年の生い立ちやこれまでの問題行動などを実名・顔写真付きで報道。未成年の犯行について実名で報道することは少年法第61条で禁止されていますが、週刊新潮側は「社会に与えた影響の大きさ」や「インターネット上に早くから実名と顔写真が流布していたこと」を理由に、今回の実名報道に踏み切ったとしています。

 日本弁護士連合会はこれまでにも、同様の報道に対し少年法61条を遵守するよう強く要請してきており、「それにもかかわらず、今回同じ事態が繰り返されたことは極めて遺憾である」とコメントしています。

advertisement

 週刊新潮は以前にも「堺市通り魔殺傷事件」で19歳の被疑者少年の実名を報道し裁判に発展したことがありました。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. 「口座や住居が……」 坂口杏里、SNSで“重要個人情報を垂れ流し” 「かなりまずい状態」「大丈夫じゃなさそう」心配の声
  5. 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  6. 部屋中に“まさかの原因”で「虫が大量発生」 松井珠理奈「寝るのも怖い」と自宅で大パニック ファンから対処法募る
  7. 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  8. 「価格崩壊ヤバい」 セカストで2150円で買った“破格の掘り出し物”に「やっす……」「こういう事あるんすね」
  9. ホロライブ・天音かなた、実母が“警察が動く犯罪に巻き込まれていた”ことを明かし視聴者騒然 「泣きながら電話かかってきた」
  10. 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる