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スマートニュース、逮捕少年の実名と顔写真を一時掲載 川崎市男子生徒殺害事件で
不適切な記事をあらかじめ除外するプログラムで判別できなかったため。
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ニュースアプリ「スマートニュース」内で3月11日、川崎市中1殺害事件の被疑者少年の実名と顔写真が一時掲載されていたことが分かりました。記事はすでに取り下げられており、スマートニュースはサイト内で経緯について説明しています。
掲載されていたのはいわゆる「まとめブログ」の一種で、少年の実名および顔写真が掲載されていたメディアの記事を引用し、それにブログ主がコメントを加えているもの。スマートニュースではコンピュータが独自のプログラムに基づき、ネット上から記事を収集・選定して表示する仕組みをとっており、これが自動的に表示されてしまったとのこと。
通常、同社の運用基準を満たさない記事については、これもプログラムが自動判別し、あらかじめ除外することになっていますが、今回のケースではプログラム側で判別できず、一時的に記事が表示されてしまった形。また今回のように、表示前にプログラム側で判別できなかった場合には、人的な判断によって手動で表示を停止しているとのことです。
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スマートニュース側では、こうしたケースを未然に防ぐようアルゴリズムの改善を継続的に行うとともに、さらなる監視体制の強化と精度向上に取り組んでいくとしています。
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