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鍵をひねるとWebサービスをインターネット経由で操作できる! 手のひらサイズの鍵スイッチ「Hackey」誕生

Webサービス「IFTTT」に対応。

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 ネット接続型家電の企画・開発を手掛ける「Cerevo」が、スイッチをひねることでWebサービスを起動させることができる手のひらサイズの鍵スイッチ「Hackey」を発表しました。

 

 HackeyはインターネットにWi-Fiで接続されており、鍵をひねる動作によって、Twitter、Facebookなどのインターネットサービスをあらかじめ設定した通りに起動させることができます。

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鍵をクイッでWebサービスが起動!

 また、Webサービス(Facebook、Evernote、Weather、Dropboxなど)同士を連携することができる「IFTTT(イフト)」にも対応。自分で作ったレシピ(あらかじめ設定した一連の動作)や公に共有されているレシピでWebサービスを操作できます。例えば、帰宅した子どもがキーをひねって会社にいる親に帰宅を伝えたり、自宅に設置した鍵をひねって安否を伝えたりといった使い方も可能!

 またHackeyはWebサービスを起動するだけでなく、Webから情報を受け取り、LEDの点灯で情報を通知するといった使い方も可能だそうです。

LEDの点灯で情報を通知

 なお、鍵スイッチは市販の16ミリパネルマウントスイッチと互換性があるので、鍵からプッシュ式のスイッチに交換したり、3Dプリンターを活用してカスタマイズすることができます。

製品化の際は鍵やボタンなど複数のスイッチを組み込んだHackeyを提供予定

 「Hackey」は2015年夏ごろの発売を目指しており、価格は90ドル(約1万円)前後になる見込みです。

高城歩

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