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「絶滅したはずの“ドードー鳥”が生きていた」はCG映像 実際はNGOの自然保護キャンペーン

ホントカナ? ホントジャナカッタヨ。

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 絶滅したはずの「ドードー鳥」が生きていたかもしれないとの情報がSNSで拡散しています。コスタリカのジャングルで撮影したという動画が根拠になっているのですが、実際にはこれはブラジルのNGOによる自然保護キャンペーンです。

TOCANA

 日本での“震源地”となったのは、サイゾーが運営する世の中の不思議な話題・カルチャーに特化したニュースサイト「tocana」。同サイトが3月16日に「【動画】絶滅したはずの『ドードー鳥』が生きていた!? 350年ぶりに捉えられた衝撃の姿!!」と題して、YouTubeの動画を紹介したところ大ヒット。「ええっ」「本当ならすごい」とTwitterやFacebookで話題になりました。

月刊ムーも反応
!?
別動画
完全にCGだこれ

 件の動画(3月2日公開)ではラスト5秒からドードー鳥らしきものがカメラ前を横切るのですが、別の動画(3月12日公開)にはその“続き”が映っています。そこでは、カメラ目線のドードー鳥がクチバシでプレートを提示。記載されてるURLにアクセスすると、自然保護のキャンペーンサイトに繋がるという仕組みです。つまり、CG映像だったんですね。

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リンク先のサイト ブラジルの「Associacao Alternative Terrazul 」によるキャンペーン

 なお、先の「tocana」の記事は「世紀の大発見なのだろうか? 期待に胸が高鳴る話である」との記述に留めており、“悪質なデマ”とまでは言えません。同サイトは「科学的な妥当性だけを重視する一辺倒な報道ではなく、知的好奇心を刺激すること」を目的としているそうで、「『ホントカナ?』の『トカナ』で、覚えてください!」と呼びかけています。

動画

Living Dodo Captured on Video?
A verdade sobre o Dodô (The truth about Dodo)


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