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つんく♂さん、声帯摘出で声を失ったことを近畿大学の入学式で明かす

一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選んだと祝辞に。

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 昨年2月に早期の喉頭がんと診断され、治療のため療養していた音楽プロデューサーのつんく♂さんが4月4日、大阪府東大阪市にある近畿大学の入学式に登壇し、声帯の摘出手術を受け声を失ったことを告白した。

 つんく♂さんの母校だったこともあり、同校の入学式に3年連続で関わっている。昨年10月にがんが再発したことを公表してから初めて公の場に姿を現したつんく♂さんは、スクリーンに用意していた新入生に向けた手紙の文面を表示して、声を失ったことと祝辞を述べた。

 入学式では在校生で結成されたパフォーマンスユニット「KINDAI GIRLS 2015」がアイドルさながらの踊りを披露したり、シンガーソングライターの近藤夏子さんが作詞作曲した「近大の歌」を歌って盛り上げ、つんく♂さんも最後はギターで校歌の演奏にも参加した。

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 ブログでは昨年10月末に退院し、体調と相談しながらも仕事も始め、今年1月半ばからキックボクシングを始め新たな人生のスタートに向かって体力作りをしていると明かしている。「こんな私にしか出来ない仕事をさせて頂こうと思っておりますので、皆様どうぞこれからもよろしくお願いいたします」と今後も作詞作曲や楽曲のプロデュースを手がけていくことをつづっている。

入学式の様子がさっそくブログに
近畿大学入学式の特設サイト

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