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凍らせたプリンが、そのままプリンより「ウマい」と評判! 食べ比べてみた

プリンに杏仁豆腐、コーヒーゼリー、それぞれ凍らせるとどんな味に?

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 寒い冬から一転、ポカポカ陽気の季節になりつつあります。もうすぐ夏だと思うと、一気に冷たいものへの衝動が駆り立てられますね。そんなときに出会った凍らせたプリンこと、「凍らせプッチン」(過去記事)。これはグリコ乳業が販売する「プッチンプリン」を凍らせる方法で、同社では2013年からこのキャンペーンを始めて、夏場の売上が前年を上回ったそうです。また、ネット上でも数々のブログで紹介されている凍らせたプリンは、一部では「ガリン」と呼ばれているという話も……。

 これだけたくさんの人々を魅了している、その味とはどんなものか。私もさっそくトライしてみました! どうせならプリンだけでなく、凍らせたらどうなる? と気になる商品もいくつか試してみることに。

 実験に選ばれたのは、2種類のプリンと抹茶プリン、かぼちゃプリン、そして杏仁豆腐とカフェ(コーヒー)ゼリーの6種類です。これだけ勢ぞろいすると、なんだかワクワクしてきます!

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豪華なラインアップ

 これを冷凍庫にINして待つこと5時間。どれもおいしそうなので、どれから食べるか迷います!

表面がつややか

 やはりトップバッターは「プッチンプリン」でしょう。ではスプーンを差し込みます。けっこう弾力がありますね。プリッとした柔らかさで、ヒヤッとする冷たさが印象的。凍らせたことで、おいしさが倍になるような気がしました。

意外に固まらない……

 カラメルは、まろやかです。苦味をほとんど感じさせません。シャーベット状にはならなかったので、凍らせる時間がもう少し必要かもしれませんね。

ほどよく固まるカラメル

 さて、味の判定は——白星! 確かに、味が格段に上がりました。そのままのプリンより、食感に弾力があるので、それが功を奏しているようです。

 次はアンデイコ「こだわり極プリン」にいきましょう。プッチンプリンより、濃厚でまろやかさがある、ちょっぴりぜいたくなテイストです。

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淡い黄色がきれい

 シャリシャリ感が多少あり、少しシャーベット状ですね。

凍ってる

 そして、味は……。間違いなく美味! 卵のうま味が味わえます。通常で食べるより濃厚さが増したように思えました。

 さて、ここからは同じプリンでも変り種を試していきます。登場するのは明治「辻利 かほり 抹茶プリン」。いい感じで凍りましたね。外側はトロッとしてるのに、中はシャリシャリです。

よく凍ってます

 一口食べてみると、驚いたことに苦味が強く出ています! インパクトのある味に変化しました。

シャリっとした食感をどうぞ

 変り種パート2は、メイトー「こだわり素材のかぼちゃプリン」です。

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よく凍ってます

 これは、うーん甘い。凍らせることで甘さがアップしたのでしょうか。不思議ですね。

シャリシャリ、音が聞こえてきそう

 下の方からカラメルをすくい上げて口に運ぶと、なんと! 香ばしさが強くなり、ほろ苦さと甘さが絶妙なハーモニーを奏でていました。

煮こごりみたいなカラメル

 次の2つはプリンではなく、特別枠です。

 まずは、森永乳業「コクと香りのとろける杏仁豆腐」から。見るからにシャリシャリの食感。香りもあります。ですが、少し水っぽく、甘さが弱くなっていました。ちょっと残念。これは普通に食べることをオススメしたいですね。

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見た目はサクッとしていますが……

 ラストは明治「午後のくつろぎ カフェゼリー」です。表面が少し溶けて、中が凍っています。個人的にはこのくらいの状態が好きですが、味はいかがでしょうか?

表面の溶け具合が絶妙

 食感はさほど変わらないのに、コーヒーの苦味が強くなり、濃い味になりました。面白いですね。ミルクを入れてみましたが、ミルクの味を感じさせないくらいコーヒー味が前面に出ています。コーヒー好きな人はぜひ凍らせてみてください!

黒と白のコントラストが美しい

 以上をもって、実験は終了。それぞれの商品が特徴的な味わいをみせてくれました。そして、肝心の “プリンを凍らせるとおいしい”説は、正しかった! もちろん、個人的な好みはありますが、みなさんも一度試してほしい食べ方です。これからの季節、やみつきになりますよ。

(茂木宏美/LOCOMO&COMO)

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