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電車ゴッコの世界大会が相模原で開催 ダンボール製の車両でチームがガチバトル

プロの電車ゴッコ師たちよ、今ここに集え。

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 日々鍛錬を積んできた鉄ヲタのみなさん、お待たせしました。鉄道の営業運転をマネして遊ぶ「電車ゴッコ」初となる世界大会が、5月10日に「第42回市民若葉まつり」(神奈川県相模原市)の中で開催されます。

電車ゴッコって大会をやるものだったのか……

 大会名は「リニアに挑戦! 電車ゴッコ世界大会 ~相模原に集いし世界の六車両~」。相模原市緑区の橋本駅周辺では、2027年開通予定のリニア中央新幹線の新駅がつくられることが決定しています。これを記念し、日本・世界を代表する車両のダンボール模型を使って参加チームが電車ゴッコをし、リニアが誇る性能に挑戦しようというのがこの大会です。

 ダンボールの模型は、主催の相模原青年会議所が事前に3Dデータに基づいて精密に再現するもの。日本からSLのD52機関車、北斗星、旧横浜線車両、世界からユーロスター(ヨーロッパ)、TGV(フランス)、AVE(スペイン)の計6車両が製作されます。

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製作されるダンボール車両は、相模原市「鹿沼公園」にも展示されているD52機関車など(相模原D52保存会公式サイトより)

 応募を通過した参加6チームは、それぞれの車両を使って電車ゴッコでバトル。競技内容はリニア中央新幹線における3つの性能、正確性・技術性・スピード性をテーマにしたもので、詳細は大会当日に発表される予定です。ちなみに主催はこの「電車ゴッコ世界大会」を、審査委員による厳しいルールと判定に基づいた点数基準を設けた、相模原発祥の正式な競技にしていくそう。電車ゴッコってこんなマジなものだったっけ……?

 競技のデモンストレーションはリニアのダンボール模型で行う予定。また大会はJR相模原駅長による「出発進行」のアナウンスコールでスタートします。開催時間は10日の午後1時~3時を予定。参加チームを1組5人以上で4月24日まで募集中で、参加条件は相模原が好きなら何でもOKとなっています。

黒木貴啓

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