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赤ちゃんザルに「シャーロット」命名で動物園がお詫び 命名は「総合的に判断」する

英国で誕生した王女にちなんで命名されたが抗議が殺到。取り消しを検討していた。

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 野生のニホンザルを餌付けしている大分市の高崎山自然動物園が5月6日、今年はじめての赤ちゃんが誕生し「シャーロット」と命名。公表するや抗議が殺到し、取り消しを検討する事態となった件で動物園がお詫びした。

誕生した赤ちゃん(写真は高崎山動物園より)

 動物園では毎年、最初の赤ちゃんザルには公募によって多数の票を獲得した名前を採用決定しており、3月27日から「カタカナで2文字以上5文字以内」「この1年で話題になった言葉や出来事にちなむ」名前を募集していた。5月6日に赤ちゃんが誕生したところ、多数の票を獲得した「シャーロット」が採用された。

 だがその後、王女の名前をつけるのは失礼との抗議が殺到しその日のうちに取り消しを検討することにした。

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 「当園の判断で第一号赤ちゃんの命名については、多くの皆様方に多大なるご迷惑をお掛けしたことを、深くお詫び申し上げます。当園としましても、これらのご意見を真摯に受け止め、早急に関係機関とも協議を行い今回の第一号赤ちゃんザルの名前について総合的に判断し、決定したいと考えております」とお詫びを掲出している。

お詫びを掲載

追記

 動物園は英総領事館から指摘を受けなかったことなどから、シャーロットの名前を変更しないことに決定した。

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