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伝説の迷作「ボコスカウォーズ」にまさかの続編! 30年の月日を経てPS4で年内配信予定
シミュレーションRPGの先駆けになったとされる作品。前作の原作者、ラショウさんが監修を行っています。
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「ボコスカウォーズ」と言えば、PC-8801やファミコンなどで人気を博した伝説的迷作。その30周年を記念して、ピグミースタジオが続編「ボコスカウォーズ2(仮称)」の開発をスタートしたと発表しました。プレイステーション 4用ゲームとして、年内に配信する予定です。
1983年にラショウ氏によってX1用ソフトとして開発され、今で言うシミュレーションRPGの先駆けになったとも言われる「ボコスカウォーズ」。翌年に行われた第1回アスキーソフトウェアコンテストでグランプリを受賞し、その後、MSXなどに移植、1985年にはファミコン版も発売されて人気を博しました。しかし、当時はその斬新すぎるゲームシステムに、「遊んでみたけどなんだかよくわからない……」という印象を受けた人も多かったのでは。
同氏は今回、監修者として新作開発に加わっているとのこと。ラショウ氏のコメントによると、前作のシステムやデザインはシンプルにまとまっており、「気軽に手を加えられない神々しさ」を感じさせる完成美があったそう。あえて続編を出すからには、「今後の30年のためのゲームとなれるような」作品にしたいとのことです。
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「ボコスカウォーズ2(仮称)」は7月11、12日に京都で開催される「BitSummit 2015」で、初披露となるプレイアブル展示が行われる予定です。
(マッハ・キショ松)
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