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上空7000メートルを照らす鳥取砂丘「光のタワー」計画取りやめに
環境への影響が懸念されていた。
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光害に対する懸念の声があがっていた鳥取砂丘「光のタワー」計画を取りやめると、鳥取市が発表した。計画に対しては環境への影響を懸念する声が上がっていた。
光のタワー「星空のツリー」は、鳥取砂丘砂の美術館が2015年10月から開催予定のイベント「鳥取砂丘光のアートフェア2015」で実施される予定だった。19基の大型投光機で上空7000メートルを照らす計画だった。これに対して光害問題に取り組むNPO「国際ダークスカイ協会東京支部」が計画の抜本的な見直しを求めていた。また5月27日には鳥取県知事の平井伸治さんが慎重に考えるべきとの見解を示していた。
国際ダークスカイ協会東京支部の代表で東洋大学准教授の越智信彰さんは取りやめの決定を受けて、「多方面から懸念の声を挙げていただいたこと、鳥取市および選定業者の方々が真摯に、また迅速に受け止めていただいたこと、の結果だと考えております」とコメント。
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「代替イベントについても、敷地外や夜空への光漏れを最小限に抑え、環境に配慮していることをアピールできるようなイベントとなることを望んでいます」(越智さん)
3月には富士山のライトアップ計画に反対の声が上がり、提唱企業が中止を表明したこともあった(関連記事)。
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