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どういう脳みそしてんだ……! チェス世界チャンピオンが「目隠しチェス」で3人同時相手に勝利する偉業を達成

持ち時間は1人あたり3分で指す人の順番もめちゃくちゃという鬼畜ルールです。

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 チェスの世界チャンピオン、マグヌス・カールセンさんがチェス盤を見ずに声だけでチェスを指す「目隠しチェス」で、3人を同時に相手にして全てに勝利するという偉業を達成しました。YouTubeに対局の様子をまとめた動画が投稿されています。

 大物投資家らが集まるニューヨークの「ソーン・カンファレンス」で、ステージイベントとして行われたもの。対戦相手は熱心なチェスファンの投資家ら3人で、彼らは普通にチェスを指しカールセンさんだけは目隠しで挑むというハンデ戦です。

現代チェスの常識を覆す指し手を次々と披露し「天才」と称されるマグヌス・カールセンさん

 しかし、カールセンさんは目隠しチェスの名手としても有名で、以前にも目隠しチェスでの多人数対戦は経験済み。そこで今回はさらにカールセンさんに持ち時間9分という制限時間を付け、3人の対戦相手は好き勝手なタイミングで指し手を宣言してよいというルールになっています。てんでばらばらに告げられる指し手を全て記憶して、すぐに的確な指し手を返せなければ負け。もちろんうっかり駒を動かす位置を間違えても反則負けとなります。さすがのカールセンさんもこれだけ混乱しやすいルールは初めてだったそうです。

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目隠しをして記憶だけで3面指しに挑みます
3つのばらばらな局面を全部記憶して即座に対応

 それでもそれぞれの対局をこなしていくカールセンさん。途中では逆に対戦相手3人が全員長考に沈んでしまう場面もあり、見事3人全員に勝利しました。24歳の若さにしてチェス界の記録を次々と塗り替えている天才が見せた驚異の能力は、世界中の知性が集まったカンファレンスの場でも大きく賞賛されていました。

対局の全てを収めたフルバージョンの動画も公開されています

たろちん

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