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虚構新聞「ウィキペディア書籍化」記事でお詫び 「虚構記事が現実化してしまった」

2012年に掲載した「ウィペディアが書籍化 全2万3千巻で出版へ」という記事が原因で。

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 芸術家マイケル・マンディバーグさんと、オンデマンド書籍販売サイト「Lulu.com」による「Wikipedia書籍化」計画を受けて、虚構ニュースサイト「虚構新聞」は6月22日、「虚構記事が現実化してしまった」として謝罪しました

 虚構新聞では2012年10月16日に「ウィペディアが書籍化 全2万3千巻で出版へ」という記事を掲載。ウィキペディアが運営資金確保のため「ウィキペディア日本語版」を全2万3千巻で出版する――というもので、今回の「Wikipedia書籍化」をまるで予見していたかのような内容でした。

 マイケルさんらが行っている「Wikipedia書籍化」計画は、「英語版Wikipedia」をWebサイトから書籍用に自動編集し、各巻700ページごとに分冊し、全7600巻として販売するというもの。オンデマンド書籍サイト「Lulu.com」と連携しており、編集されたデータは紙の書籍として実際に購入することも可能。価格は各巻80ドルで、全巻セットでは50万ドル(=約6100万円)になる見込みです。

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 虚構新聞と言えば、過去にも、KDDIの次世代炊飯器「INFOJAR」や、森永の144個入りチョコ「グロス」、体罰被害報告サイト「体罰.in」などの記事をめぐり、いずれも後に現実化してしまったことから謝罪していました。

 「本来虚構世界の現実を伝えることを使命とする本紙におきまして、このような誤報をお伝えしてしまったことを深くお詫び申し上げます」(虚構新聞)

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