GitHub、テキストエディタ「Atom 1.0」を正式リリース

　GitHub（ギットハブ）は6月26日、テキストエディタ「Atom 1.0」を正式リリースした。「Atom 1.0」は1年ほど前からβ版が公開されており、すでに130万ダウンロードされている。

　Atomは自由にカスタマイズができるテキストエディタ。現在Windows インストーラー版とLinux パッケージ版が提供されており、ウィンドウペインのリサイズやマルチ・フォルダ同時展開機能などが追加されている。

　モジュラー化の面では、ステーブル版のAPI、ECMAScript 6の新機能をパッケージに導入するためのbabelライブラリのサポート、サービスを通じてパッケージが通信する機能、コアエディタを拡大するための各種の表示オプション、UIを自動的にシンタックスカラーにあわせる新しいテーマなどが追加。一方、autocomplete-plusなどに対応する機能は消去されている。

　Atomコミュニティでは660種類のテーマ、2090種類のパッケージが作成されているとのこと。また、β版公開から現在まですでに155回のアップデートが行われている。

（太田智美）