「アンコールは演る側も義務ではありませんし、お客様も強制ではありません」T.M.Revolutionの西川貴教さん、アンコールについて苦言
アンコール後のパフォーマンスは「当たり前」ではありません。
T.M.Revolutionの西川貴教さんが、ライブの本編終了後の「アンコール」に関して発言し、Twitter上で話題になっています。西川さんはもともと観客参加型のライブをすることで知られています。
西川さんはTwitterで「基本は本編で全て完結しており、チケット代はこの本編に対して頂戴しております。更に求められ、それに応える心と心の呼応がアンコールです。本当に求めて頂ければ、いくらでもお応えします。ですから『もっと』のアピールは、強く大きくお願い致します」「アンコールは演る側も義務ではありませんし、お客様も強制ではありません」と発言。どちらも数千リツイートされています。
この発言の直接のきっかけになったとみられるのは、6月28日に行われたツアー「T.M.R. LIVE REVOLUTION '15 -天-」の佐賀公演。ツアーの他会場では行われていた「アンコールに応えてのパフォーマンス」が、佐賀公演ではすぐに始まらず、そのまま終了になりかけたという出来事がありました。
西川さんは以前から「アンコールは義務でも強制でもない」というスタンスを取っており、今回はそれをあらためて発言した形になります。ネット上では、西川さんに賛同する意見のほか、「ライブ初参加のファンや慣れていないファンにとっては厳しい」といった声も上がっています。
現在、日本で行われる多くのライブでは、アンコールに応えてのパフォーマンスが行われるのが一般的で、予定されているセットリストがアンコールを前提としているものも多いです。しかし、ファンとしてはそれを「当たり前」に思うのではなく、「もう1回出てきてくれ!」と情熱をこめてアンコールコールをしたいところです。
(青柳美帆子)
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