子ども向けの「自由研究セット」が大人がやっても楽しい! 「色の科学じっけんセット」で遊んでみた
最近の「自由研究」は楽しそうなのばかりで、うらやまけしからん。
子どもの頃、誰もが経験したであろう夏休みの自由研究。自由と言われても何していいんだかよくわからず、ただただ面倒臭かった思い出が。ところが、最近は市販の自由研究キットなるものが進化を遂げており、何やら面白そうなことになってるの知ってましたか? その中でも特に気になった「色の科学じっけんセット」(1799円/新日本通商株式会社)を購入。夏休みはないけど)大人の自由研究、やってみました!
液体をつかって、色を調合するセットみたいです。実験が成功すると、このパッケージみたいな色が作れるそう。キレイ!
セットの中はこんな感じ。試験管のほかにインクやコップ、カラーシートなどが入っています。
文系みんなの憧れ、試験管セットを組み立てます。一気に科学者っぽくなりました。
水とインクを混ぜあわせた色水を、試験管に投入。作った色水をさらに混ぜあわせて色の変化を観察します。ここまでが練習。ここから、パッケージのようなカラフルな液体を作っていきます!
やり方はシンプル。各色水に砂糖を加えて重さを変えます。すると、砂糖が多い水ほど重くなり下へと沈んでいきます。逆に砂糖が少ない水は軽いので上に溜まっていくわけです。
砂糖を加えた色水を用意して、静かに試験管に入れていくと……。
失敗しました。砂糖の分量が間違っていたようで、水が混ざり汚くなってしまいました。説明書にもさりげなく「むずかしいよ!」と書かれているあたり、真剣にやらなきゃダメみたいですね。気を取り直して、もう一度トライしてみます。今度は慎重に砂糖と水の量を測ってやります。
今度は成功! キレイに色が分かれました。色を変えて砂糖の量を変えてみるのも楽しいですよ! 失敗も含め、色んなバリエーションを作ってみました。
いや、しかしキレイに色を分けるのはなかなか難しい……。
ほかにも、色彩を併せるとカラフルになる写真や、色が変わる不思議なカードの実験など、盛りだくさんでした。大人になった今だからこそ、楽しく思える自由研究。夏休みにどうですか? 童心にかえって、遊んでみるのも悪くないですよ。
(中村未来/清談社)
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