「おじゃる丸放送終了」とネットでデマ拡散　監督・声優らもTwitterで言及「ツイッターって恐ろしい」

　NHK Eテレで放送されているアニメ「おじゃる丸」が放送終了すると、ネット上でデマが拡散されています。Twitterでは監督・声優らがこのうわさを否定しています。

　おじゃる丸は1シーズンを前半後半に分けて放送する形式で、今期は第18シリーズ。現在は秋の後半放送開始に向けて、18シリーズ前半の再放送が放送されています。もちろん放送終了の予定はありません。

　おじゃる丸は2015年1月より月～金までの週5回放送から、水～金までの週3回放送に変更。「おじゃる丸放送終了」のデマは、このころからネット上のbotなどで定期的に拡散されるようになったものです。最近の放送を見ていないユーザーは、子どものころを懐かしむツイートとともについ「放送終了」のデマを信じて拡散してしまうケースが多いようですが、そのたびにファンからは「勝手に終わらせないで」と悲しむ声が。今回は監督の大地丙太郎さんや、出演声優の一条和矢さん、南央美さんなどもTwitter上で「ツイッターって恐ろしいな、ありもしないデマでもホントのように思えてくる」、「なんのためにやるんだろうね。バカだなあ～バカ」などと、この件に言及して放送終了を否定しています。

　おじゃる丸の今後の放送予定は公式サイトにも掲載されており、ファンからは「安易にデマを拡散しないで」と注意を促す声も。大地監督は「おじゃる丸が終わるみたいなデマが飛んで、それを信じてしまいそうになる人がいる…ということを知り、コレは俺の力不足に他ならないと思ったね。つまり、みんなおじゃる丸を毎日見てないって訳だ。よーし、その気にさせようじゃないか」と意気込みを新たにするツイートも投稿しています。