ニュース
サイバーエージェント トークアプリ「755」について苦戦を認める 「現在、サービスを転換中」
冬にかけてリニューアルを行い、その後一気に伸ばしていく考えとのこと。
advertisement
サイバーエージェントは7月23日、子会社「7gogo」が提供するトークアプリ「755(ナナゴーゴー)」について、現状では著しい成長拡大が見込めないため、サービスを転換中だと発表した。冬にかけてリニューアルを行い、その後一気に伸ばしていくという。
23日に行われた決算説明会の質疑応答で明かしたもので、芸能人・著名人に紐づくファンをベースにしたアプリだと成長拡大が見込めないため、一般ユーザー同士での交流や回遊を促すようサービス打開を進めていくという。代表取締役も今年7月から、サイバーエージェント本社取締役の宮崎聡氏(崎の字は立つさき)が、森正樹氏に替わり就任した。
トークアプリ「755」は、「堀江貴文氏仮釈放後第一弾プロジェクト」として2013年6月にスタートしたプロジェクト。755は堀江貴文氏の囚人番号に由来している。2014年2月にリリースされ、「著名人と交流できる」ことを売りにユーザー数を増やしていた。一方で、「芸能人・有名人の返信率 92%以上!」と打ち出していた表記が、実際には「755を利用する芸能人・有名人のうち92%の方が返信を行う」ことだと判明し、取り下げられた経緯もある。
advertisement
なお、サイバーエージェントの2014年10月~2015年6月期の連結決算は、純利益が122億円(前年同期比2.1倍)と大幅増だった。
関連記事
AppBank、リワード広告「今後はやらない」――「モンスト攻略」から「オーブプレゼント」が消えた理由
アプリの「リワード広告」なぜ問題に?秋元康さん、「東京五輪でJAPAN48」を「あるわけないだろ」と否定
トークアプリ「755」でコメント。Amebaのキュレーションメディア「Spotlight」 画像の無断転載問題で今後の対応を発表
キュレーション投稿サービスの利用者に対し、著作権について啓発していくとしている。Cygamesがアニメ事業部を新設! “日本を代表するアニメーションブランド”を目指す
スタッフを募集中。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.