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高齢マレーグマ「ウッチー」が若いマレーグマとの同居訓練中に死亡 円山動物園がお詫び

若いオスがメスに慣れるための訓練中でしたが闘争が確認されていました。

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 札幌市円山動物園で飼育されていたマレーグマ「ウッチー」が若いオスらとの同居訓練中の闘争が原因で死亡した事故について、公式サイトでお詫び文を掲載しています。

マレーグマ「ウッチー」の死亡事故について

 ウッチーは推定30歳以上とみられるメスの高齢マレーグマ。メスに慣れていない5歳のオス・ウメキチと、8歳のメス・ハッピイの繁殖を進めるため、6月よりウッチーを含めた3頭で複数回の同居訓練が行われていました。

 ウッチーは7月25日朝、バックヤードの個室で死亡しているのを飼育員が発見。死亡の原因は右わき腹肋骨の骨折にともなう「腸管ヘルニア」で、クマ同士の闘争によって生じた可能性があるとのこと。開園中もウメキチによってウッチーが傷つけられている様子が再三目撃されており、同園の対応について批判の声が挙がっていました。

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死亡したウッチー。マレーグマの飼育下での平均寿命を超える高齢でした

 円山動物園はウッチーの死亡事故について謝罪文を掲載。「動物園は動物同士が殺し合いをするところを見せたいのか」「ウッチーは円山動物園に殺されたのも同然だと思う」などの厳しい意見・質問への回答も公開されており、虐待の意図はなかったものの対応が不適切であったことを認め、今後の再発防止策などを提示しています。

 同園では8月31日までウッチーの献花台を設置しています。

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