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三重県志摩市の萌えキャラの公認撤回を求めた署名は、表現手法に対する無理解と差別にもとづく偏見だと署名活動開始
これからも「碧志摩メグ」を市のPRに使っていくと志摩市は説明していますが……。
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三重県志摩市の公認キャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」に対して、「海女を侮辱している」などの批判の声があがり公認撤回を求める署名活動にまで及んでいる問題を受け(関連記事)、公認撤回は“萌え絵を支えるオタク文化やその表現手法に対する著しい無理解と差別に基づく偏見”だとして署名サイト「change.org」で賛同者を募っている。
「志摩市公認キャラクターへの、当事者と無関係の団体からの圧力への抗議と表現の萎縮を防ぐ意思表示を!」と題したキャンペーンで、当事者である海女さんたちの中でも賛否が分かれており、絵柄やオタク文化に対する個人的な不快感や感性の相容れない人々を非難するものばかりが目立つと説明。表現活動や出版等が萎縮するきっかけを作らないよう呼びかけている。
※当初、署名ページへのリンクが、誤って公認撤回を求める署名活動の方になっておりました。読者様ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫びするとともに、訂正いたします
「碧志摩メグ」はクール・ジャパン戦略を背景に、国内外への観光PRのために2014年に制作された海女の萌えキャラ。TwitterやFacebook、ブログで志摩市のPR活動を行っている。志摩市観光戦略室は、同キャラクターが地域のPRに貢献していることなどから好感を持っている人もたくさんおり、これからも「碧志摩メグ」を市のPRに使っていくとしている。公認撤回を求める団体は8月25日、約7000人分の署名を志摩市役所に提出した。
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