タダモノではないな? ジムで驚異的パフォーマンスを見せつけるパラリンピック選手の動画が痛快
パラリンピックが楽しみだ!
最近何かと話題のオリンピックですが、同時に開催されるパラリンピックはオリンピックほどには話題になっていないようです。「障がい者は健常者ほどには動けないのでは?」と思っている方もいるのかもしれませんが、2016年に開催されるリオ五輪のプロモーション動画を見るとその考えは吹き飛ぶのではないでしょうか。
スポーツジムと柔道場に現れたのは小人症の男性、片足が義足の男性、そして盲目の女性の3人です。トレーニングをしていた周囲の人は、3人を見て「え? 本当にトレーニングするの?」と言いたげな表情で、少し困惑した様子……。ところが、この3人はただものではなかったのです。
まずはバーのみを軽々持ち上げる男性。もちろん、周囲はまだ特段驚く様子はありませんが、重量を増した状態でフンフン持ち上げる男性を見た周囲の人達は「マジかよ……」という表情を浮かべます。すさまじいパワーを見せる男性の周りには人だかりが……。この男性、実はパワーリフティングの選手でした。そらすげーわ。
次は片足が義足の男性、まずは義足を取り替えてからランニングマシーンの上に乗ります。走り始めるとあまりの速さに周囲は驚いた様子で、中にはマシンから足を踏み外しかける人も。あまりの速さに記録更新まで告げられます。それもそのはず、この男性は陸上競技のアスリート。速いはずです。
最後は盲目の柔道家。次々と相手を投げ飛ばし、寝技を決める女性。あまりの強さに思わず笑ってしまう人、茫然自失の表情を浮かべる人など、みんなナイスリアクション。中には、次の相手として呼ばれ「え、俺?」と聞き返してしまう人も。圧倒的な強さを見せ続けるこの女性、もちろん柔道の選手です。
初めは心配そうな視線すら受けていた3人ですが、アスリートとしての能力の高さを見た人たちから、尊敬の眼差しを集めるようになっていました。次回のパラリンピックで、選手たちの活躍が今から楽しみになる痛快な動画でした。
(イッコウ)
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